宮沢さんちの家
松川村 2005 KURA掲載
国産の杉を使ったローコスト住宅。
平屋の南へ伸びた老人室は、45°角度をふる事により隣地からの視線を外し、朝から夕方まで陽が射すよう考慮している。

外壁1階部分は杉板張り、上部は珪藻土塗りとし、自然の素材を内外共に使用している。

玄関は一部吹き抜けをとり、変化のとんだ空間構成となっている。

食堂より居間を見る。
天井を張らずに構造材を出し、ローコスト化を計る。
35cm上げた畳の間は、空間の変化と共に落ち着きのあるスペースが生まれた。

食堂より北アルプスが展望できる。食堂テーブルも大工さんの手作り。

床、腰壁、天井は杉板、上部壁珪藻土塗りとしたトイレはとても落ち着いた部屋となっている。

浴室の天井上部壁は桧板を使用し、暖かい味を出すと共に窓より坪庭が眺められ、ゆったりとした時を過ごす事ができる。

2階子供室。
床、天井は杉板、壁は自分達でも塗った珪藻土の仕上げになっている。


工事概要

用 途    住宅
構 造    木造2階建て
建築面積   86.32u
延べ面積   117.08u
屋 根    長尺カラー鉄板 一文字葺
外 壁    腰壁:杉板張キシラデコール塗
        上部壁:モルタル下地シックイ塗


完成日 平成12年12月


    
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